2026.01.29 ソムリエ・ワインエキスパート試験

🏆『retry合格者』との対談 2025年度 ソムリエ取得:水上 寿美江さん

ヴァイオリニストで、西麻布にてLIVE salon&BARオーナーである水上寿美江さん。

多用な経営者であり、また年齢も50代の水上さんが「難関のソムリエ資格を目指そうと思ったきっかけ」、また、「合格にむけての試験勉強」のことや、「合格後について」など、お話を伺いました。


●ソムリエを目指そうと思ったきっかけは?

私はヴァイオリニストで、西麻布の「LIVE salon&BAR」を経営しています。
受験を目指したのは50代目前でした。

当時、「今という時間は永遠ではない」と痛感いたしました。コロナ禍以前は当たり前のように演奏活動や店舗経営に励んできましたが、未曾有の事態に直面し、以前の姿に固執して「変わらないままでいる」ことは、衰退を意味すると強く感じました。

バーテンダーとも相談を重ね、ウイスキーやカクテルを中心としたこれまでのオーセンティックバーの形を、素敵なワインも提供できる場所へと成長させたいという想いが芽生え、オーナーである私が新たな挑戦として「ソムリエ資格取得」を目指そうと考えたのです。


●レコール・デュ・ヴァンを選んだ理由はありましたか?

ソムリエの学びの場としては、合格率の高く受講生対応にも評判の良い「レコール・デュ・ヴァン」一択。他は考えられませんでした(笑)。

というのも、音楽家として、レコール・デュ・ヴァンのパーティで演奏させていただいた際、講師の方々と受講生の皆様の絆の強さがとても温かく、「大人になってこのような素敵な関係性を構築できる場があるなんて!」と憧れていたからです。


●ワインを学んで良かったと思うことはありましたか?

ワインが好き、お酒が好きということだったのが、詳しい知識を得ることで世界が鮮やかに彩られていく感覚が、とても心地良かったです。

また、さらに勉強を続けるうちに、ワインの背景にある国・地域などにも世界は広がっていきました。もともと興味のあった世界の歴史にも触れられ、グラス一杯の向こう側に広がる世界の物語に触れられることが、何よりの楽しみとなりました。


●勉強をしている時に苦労したことや、その克服法(工夫)などがあれば教えてください。

正直に言えば、勉強は苦労と苦痛だらけでした(笑)。
そんな日々の中でも救いとなったのが、塩入先生の明るくて根気強い授業が救いでした。

私なりの克服方法は、「学習の習慣化」と「アウトプット」です。帰宅後、その日に学んだことを家族に繰り返し説明し、誰かに伝えることで、断片的だった知識が自分の記憶として定着していくのを実感しました。

打ち上げ:「よく頑張りました!」講師との想いでの写真


●スクールに通ってよかったことはありますか?

・座学について

スクールの座学では、「試験に出るor出ない」の明確な線引きを知ることができたのが非常に有益でした。また、先生が作ってくだった資料から、暗記すべきポイントや効率的な暗記方法を整理していただけた点も大変助かりました。

・テイスティングについて
テイスティングに関しては、以前からワインに親しんでいたため、品種などは「なんとなく分かる」という感覚はありました。
でも、その根拠なき自信だった感覚を、スクールでの反復学習を通じて「視覚・嗅覚・味覚」を試験的な思考へと変換するスキルに変えることができました。
このプロセスは独学で、試験突破までの力を身につけることは不可能だったと思います。


●初年度とリトライした年と何か受験に対する姿勢で変えた部分はありましたか?

勉強に取り組む姿勢そのものは変わりませんでしたが、大きく変えたのは「習慣化の徹底」です。

毎週の講義で行われる小テストに対し、単に受けるのではなく「本気で受ける!真剣に向き合う」ようにしました。初年度は「詰め込み」で通用すると思っていましたが、本当に大切なのは「日々の積み重ね」であると痛感したからです。

また、再挑戦にあたって初年度との違いは「クラス会へも参加」したことです。同じ目標を持つ仲間の存在は、大きな励みになりました。
✻クラス会:講座後、各クラスで行われている親睦会 

同じ目標に向かって頑張ったクラスメイトとは卒業後も楽しく過ごしている


●合格した後、何か、変わったことはありますか?

合格した時は、本当に言葉にできないほど嬉しかったです。
しかし、いざ合格してみると「合格はゴールではなく、始まりに過ぎない」という、思ってもみなかった壁がありました。

その壁を乗り越えるためには、常に嗅覚や味覚を研ぎ澄ませ、情報をアップデートし続ける探究心が不可欠。これからは、自分がお勧めするワインに責任を持つこと、そしてその積み重ねが、お客様へのおもてなしや、プロとしての評価に繋がると思っています。

ソムリエバッチを手にした感動は格別!


●現在、ソムリエとして、リストに載せるワインを選ぶ際の『基準』はありますか?

私のBARは、お食事と共に楽しんでいただくスタイルではありません。
だからこそ、ワイン単体で「美味しく・楽しく・幸せ」と感じていただける時間をご提供できるよう、ワインリストを考えています。

また、経営者としてのワイン選びは、仕入れの段階から始まります。
特定の常連様はもちろん、まだ見ぬお客様の姿までをも思い描き、その瞬間にふさわしい一杯を想像して選ぶ。「あの方なら、このワインを喜んでいただけるかな…」―そんな想いをのせたワイン選びが、私のおもてなしの原点です。


●これから、資格取得を目指そうと思っている方にアドバイスをお願いします。

覚悟と執念が導いた合格 — ワインの世界を信じ抜くということ
資格を目指す上で最も大切なのは、「なぜ取りたいのか」という目的を明確に言葉にすることだと思います。目標が曖昧では、勉強を習慣化し、継続することは困難だからです。

私は初年度、強い意志を持って挑んだものの、不合格という結果に終わりました。自信を失い、一時はワインそのものが嫌いになりそうなほど落ち込みました。それでも再挑戦を決意できたのは、講師の方々の存在があったからです。

ともに悔しがり、温かい言葉をかけてくださった塩入先生。そして、ドイツワインケナーへの挑戦を勧めてくださり、合格の喜びを思い出させてくださった吉住先生。お二人の導きによって、「ワインの世界は楽しく、素晴らしいものである」と再確認し、試験突破への情熱をもう一度燃やすことができました。

そしてもう一つ、私には大きな原動力がありました。それは、ソムリエ取得を志した当時のバーテンダーとの「約束」です。その約束を果たしたいという強い思いもありました。

「ワインが好きだから」「仕事に必要だから」——理由は人それぞれです。しかし、その想いの強さこそが学びの時間を有意義にし、壁を乗り越える力になります。諦めたら、その瞬間にすべては終わります。諦めない強さ、そして執念深く取り組む気持ち。
今、合格して心から思うのは、「執念深く取り組んで、本当によかった」ということです。

10年前のグランドオープン、7年前からのNew Jubileeとして営業。
お店は今も水上さんの人柄もあり、多くのお客様に愛されている


■水上 寿美江さん

ヴァイオリニストとしての活動
また、西麻布にて「LIVE salon & BAR “Jubilee”」経営
LIVE salon & BAR “Jubilee”  https://jubilee.bar/


■スクール事務局より

貴方も今年、ソムリエ・ワインエキスパートの資格取得を目指しませんか?

現在スクールでは、
1月開講の【短期集中】ソムリエ・ワインエキスパート受験対策入門講座(全3回)と2月開講のソムリエ・ワインエキスパート資格対策【実戦】講座(全20回)を募集中!

無料受験説明会も実施しておりますので、お気軽にスクールにお運びください!

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Author

塩入早苗

Shioiri Sanae

  • 日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ
  • 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA
  • WSET® Level 3 Advanced Certificate
  • チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル
  • テキーラ・マエストロ
  • カリフォルニアワイン協会公認教育プログラム Capstone California Level 1
  • SSI認定 日本酒唎酒師、および日本酒品質鑑定士
  • 日本教育推進財団認定 コミュニケーション能力1級
  • レコール・デュ・ヴァン
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