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【講座レポート】2026年新講座 日本酒Lover講座 開講!
1月から新講座「日本酒Lover講座」がスタートしました!

こちらの講座は、日本酒ファンの皆様、そして、これから日本酒について学んでいきたい方へ、日本酒の楽しみを知り尽くした講師陣が日本酒のすばらしさや奥深さをお伝えしていく講座です。

日本酒の素晴らしさを堪能できるカリキュラム
「日本酒 Lover講座」は、年に6~7回 開催、各回、講師がテーマに沿った日本酒をセレクト!
実際に美味しい日本酒を楽しみながら、全国各地の日本酒の素晴らしさを知り、学び、日本酒ファンの皆様に、日本酒を存分にお楽しみ頂くカリキュラムを展開していきます。
1月開催の日本酒Lover講座/テーマ:「日本酒の今を識る」
ご担当頂いたのは、数多くの日本酒蔵を訪問し、日本酒に精通した君嶋哲至講師。
「日本酒の今を識る」をテーマに、今、飲んでおくべき!日本酒や生産者についてお話頂きました。

【特別講師:君嶋哲至講師 プロフィール】
https://www.duvin.jp/instructor/kimijima
横浜君嶋屋、横浜君嶋屋ワイン館、
恵比寿君嶋屋、銀座君嶋屋
日本葡萄館(日本ワイン専門店)館長
International Wine challenge SAKE 部門 パネルチェア、
SSI 名誉 酒師酒匠、
2025 年 1 月まで、日本ソムリエ協会 副会長を務める
神奈川の名工、
長野県原産地呼称管理委員会 日本酒官能審査委員
NHK 文化センター青山教室、
朝日カルチャーセンター横浜教室、
コミュニティークラブたまがわ 講師
●株式会社横浜君嶋屋 https://kimijimaya.co.jp/
●ロックバンド MysticWaters(ミスティックウォーターズ)ギター&ヴォーカル
https://www.facebook.com/aljkhasdfjhalsdfas
【講座レポート】
■君嶋講師厳選の6種の日本酒を探求!
今回、セレクトされた日本酒は、ワインにも共通する「ビオロジック」「ミネラル」「グラン・クリュ」などをテーマに、6種の日本酒を君嶋社長の解説のもと、実際に楽しみながら探求していきました。

28名の多くの皆様にご参加頂き、 講座は和やかなにスタート
🍶1つ目の日本酒 : 楯の川酒造 大井屋 純米大吟醸 亀の尾(山形県産)
1854年創業。庄内藩主酒井公が蔵に来た際の献上酒に喜び「楯野川」と命名。蔵では分かりやすさと品質重視の観点から純米大吟醸に特化している。山形県産米にこだわり、製造量の8割以上は契約農家の特別栽培米の出羽燦々と美山錦を使用。ゆくゆくは全量特別栽培米を目指す。また有機栽培【ビオロジック】の出羽燦々と亀の尾も栽培。
「亀の尾」は山形県で生まれた伝説的なお米。亀の尾特有の野性味がありつつも、楯の川らしい華やかでフルーティーな吟醸香も感じられ、角がない柔らかい甘みも感じられる上品な味わいでした。

1つ1つの日本酒を丁寧に解説して下さる君嶋社長
🍶2つ目の日本酒 : 落酒造場 百万年の一滴 雄町(岡山県産)
1893年創業。土地の水と土地の米にこだわり続けている。蔵の敷地内から汲み上げるカルスト地形から流れ出るミネラル分が豊富な硬水の仕込み水から、力強く雑味の少ない濃醇な味わいの日本酒が生まれる。ひと手間を惜しまないことが酒づくりの信条。
こちらのお酒は、看板銘柄「大正の鶴」で知られる蔵元が、「硬水×生酛(きもと)×雄町」という伝統的かつ挑戦的なアプローチで醸す、非常にエネルギッシュな一本。岡山県が誇る最古の酒米「雄町」を、天然の乳酸菌の力を借りる「生酛造り」で醸されています。
硬水由来のミネラル感と、生酛特有のしっかりとした酸味が共存し、雄町らしいふっくらした旨味はありつつも、非常にドライ(辛口)な味わい。蔵内で2年ほど熟成させてから出荷されているとのことで、角が取れたリッチな旨味も楽しめました。君嶋社長が「ペアリングはエビ・カニ・イカと合わせると良い!」とお話されていて、すぐにでも合わせたくなる日本酒でした。
🍶3つ目の日本酒 : 惣誉酒造 惣誉 本醸造 山田錦(兵庫県特A地区産)
1872年創業。江戸時代から滋賀で酒造業を営んでいた一族が明治期に栃木で酒造りを始めた。 伝統の生酛造りに注力し、科学的な知識と経験、想像力を駆使して酒を育て、複雑で深みのある味わいを追求している。9割が地元で消費されるが海外輸出にも積極的に取り組んでいる。
日本酒ファンの間で「本醸造の概念を覆す」とまで言われる、非常にコストパフォーマンスと完成度が高い本醸造酒。一般的に「本醸造」というとデイリー酒のイメージがありますが、惣誉はそこに注ぐ情熱が桁違いで、兵庫県特A地区の山田錦を100%使用しています。口に含むと山田錦らしい芳醇な旨味が広がりますが、後口はスッと静かに消えていく「キレの良さ」が際立ちます。
✻こちらのお酒は速醸酛を使用しています。
☝温度による味わいの違いも体験!こちらの日本酒は熱燗のものと飲み比べもテイスティング!
熱燗にすることによって合わせるお料理の幅も広がります。

🍶4つ目の日本酒 :
本田商店 菖蒲渓 生酛特別純米 原酒 2022 山田錦(兵庫県特A地区産)
1921年創業。古くは播州杜氏の総取締役として酒造りに従事していた。”良い酒造りは、良い米作り”という信念のもと、兵庫特A地区の中でも更に土壌条件の良い農家と全国初の専属栽培契約を行い、山田錦のテロワールの追究を続ける情熱あふれる蔵元。
特A地区の山田錦は、粒が大きく、心白(中心の白い部分)がしっかりしているため、長期熟成や力強い造りに耐えうるポテンシャルを持っていますが、こちらの日本酒は「生酛」×「原酒」の圧倒的ボリュームも持ち合わせている日本酒。口に含んだ瞬間、「米の濃密な旨味」と、「芯の通った綺麗な酸」がバランスよく広がり、ふくらみと奥行きのある味わいで余韻も長い。美味しい…。
🍶5つ目の日本酒 :
本田商店 奥吉川 生酛純米大吟醸 原酒 2021 山田錦 兵庫県特A地区吉川の金会(奥吉川地区)
本田商店のラインナップの中でも、最高峰のテロワール(土壌)表現に特化した、まさに「日本酒のグラン・クリュ(特級)」と呼ぶべき一本がこの「奥吉川(おくよかわ)」です。先ほどの「菖蒲渓」が力強い地酒としての魅力を持つのに対し、こちらは「究極の気品と熟成のポテンシャル」を追求した贅沢なお酒。
●「吉川の金会(奥吉川地区)」産・山田錦
兵庫県三木市吉川町は、山田錦の「特A地区」として有名ですが、その中でも「金会」はさらに細分化された超優良産地。
●「生酛×純米大吟醸×原酒」という贅沢なお酒
繊細な純米大吟醸でありながら、生酛由来の「酸」が屋台骨となり、お酒に立体感と奥行きを与え、加水をしないことで、奥吉川の土壌が育んだ米の美味しさをそのまま感じることのできる日本酒に仕上げられています。3年以上の月日を経て(-3℃で熟成)、シルクのような滑らかなテクスチャー。そして、長く、綺麗な余韻も印象的な日本酒でした。

山田錦・特A地区のテロワールについても学びました!
🍶6つ目の日本酒 :
美吉野醸造 花巴 情熱 山廃純米 木桶仕込木樽貯蔵
酒母:奈良県産吟のさと/掛米:奈良県産五百万石
1912年創業。千本桜で知られる奈良吉野で豊かな自然の恩恵を受け、「米の旨味が伝わる酒」を醸している蔵。2017年醸造からすべての酒を酵母無添加で製造するなど、風土を表現し、酸と旨みを同調させる新しいアプローチなど、個性を生かし自由度の高い酒造りを実践している。
奈良県吉野町の美吉野(みよしの)醸造の「花巴(はなともえ)」。その中でもこの一本は個性派で、「情熱」の名にふさわしく、造り手の橋本杜氏の哲学が詰め込まれています。
こちらのお酒の最大の特徴は、醸造から貯蔵まで「木」にこだわっている点。杉の木桶で発酵させ、木桶に住み着く微生物が、お酒に複雑な深みを与え、出来上がったお酒をさらに木樽で寝かせることで、杉の清々しい香り(樽香)が移り、複雑性を醸し出しています。また、蔵に住み着く天然の酵母を取り込むため、その年、その桶でしか出せない唯一無二の味が生まれます。
杉の木の爽やかな香りとドライフルーツのような濃縮感のある香り、白胡椒やクミンなどのスパイス香など香理も複雑。口に含むと、甘み、旨味、渋味、酸が複雑に絡み合い、トロリとした密度がありながら、酸が後半をドライに引き締める野性味溢れる味わいでした。

それぞれ個性豊かな6種の日本酒
楽しく!かつ内容の濃い2時間でした。
最後は、君嶋社長とご参加下さった皆さんと記念撮影!

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました!
これからも、「日本酒Lover講座」をよろしくお願いいたします。
■スクール事務局より
「日本酒Lover講座」は、
日本酒ワインファンの皆様、そして、好きだけれど、あまり詳しくない皆様にも、日本酒の今を知る新しい日本酒や、伝統を知ることができる日本酒、そして、生産者を知って頂き、日本酒との素敵な出逢いになる講座になっております。
●2月開催の日本酒Lover講座のテーマは、「今が旬、生酒の味わいを識る」
講師は、SAKE DIPLOMAコンクールにおいて優勝歴を持つ山崎和夫講師です!
・開催日時:
2026年2月20日(金)19:00-20:30
渋谷校開催
・講座お申込みはこちらから
https://www.duvin.jp/event/2801
是非、お気軽にご参加ください。