先週の土曜日は、ベーシックコース2回目の授業でした。
初回のときには、とても緊張していた皆さんでしたが、2回目ともなると自然な微笑みが感じられました。
沢山沢山の質問が出ました。とても良いことです。質問するということは、受講生にとっては、何が分かっていないかを自覚できることであり、講師としてはどこに説明不足があったのかが分かり反省の材料になります。皆さん、樽のことにとても興味がおありでした。樽は次のように解釈しましょう。まず樽はオーク材から造ります。たとえば、幅10センチ、長さ80センチの板の四隅を緩やかに斜めに削ると、船の形になりますね。
これを20枚立ててリング状に並べると、樽の原型が仕上がります。
それの上の部分を金属の輪で締め付けた物が、写真の右のものです。
樽にするには、下の部分も締める必要があります。このままでは木材が曲がるはずはありませんので、リングの中心で火を焚きます。
この操作により、樽の内面は熱せられて曲がりやすくなります。下の方も締め付けて金属の輪をつけると、真中が膨れたほぼずんどうの筒が出来上がります。これの上下に蓋をつけると樽の出来上がりです。ところで樽材には、香りと甘みとタンニン分があり、原材料の木材の生産地によって香りも味わいもことなります。ですから、たとえば香りは中央フランスのもの、甘みは北の地方のものがよい、というような話なのです。ところで、リングの中心で焚き火をする時に、内面が真っ黒になるまで焦がすことがあります。そのような樽で熟成したワインは、コーヒの香りがします。レコール・デュ・ヴァンではこのようにレベルの高い内容を分かりやすくお教えしています。そうそう、別件です。私が「ワインと健康」なるセミナーをします。JR品川駅の東口にある、品川グランドセントラルタワー2Fのニッセイ・ライフプラザ品川セミナールームにおいてです。スライドも沢山ご用意しました。よろしければお立ち寄りください。
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