今日のレコール・デュ・ヴァン

コラム

01月18日 13時53分  担当/初代校長 梅田悦生

ワインを体系的に学ぶということ

ワインについて「少し学ぶ」のは、ごく簡単です。
インターネットで検索すると、あちこちで「ワインセミナーがありますよ〜」、という掲示を見つけることができます。
それらのセミナーは総じて、楽しくコストパフォーマンス的にも納得できるものです。
とはいえ、単発のセミナーをあれこれ組み合わせて参加してみても、それなりの経験や知識を積むことはできますが、現実には系統だって学んだことにはつながっていないようです。
イタリアワインのセミナーではイタリア情報がどっさり、カリフォルニアワインのセミナーでは太陽の話がいっぱいと楽しくことづくめです。
ですが、イタリアワインに並べてスペインワインを味わい、カリフォルニアワインとチリワインの共通点を理解しながらワインを学ぶのも楽しいものです。
加えて、同じスクール、同じ先生について学ぶと、たとえば、イタリアワインについてお話しした内容をチリのところで復習できますし、スペインワインの時間にお話しできなかったことをカリフォルニアワインの時に補足することも可能です。それでは、なぜ系統だって学ぶ必要があるのでしょうか。
ワインはとても種類が多く、そのバリエーションは無限ともいえます。
たとえば、有名なフランスワインのシャブリとオーストラリアワインのシャルドネは別々に学ぶと、それぞれに美味しいのですがその違いが何であるかはよく分かりません。
ですが、白ワインについて広く浅く学んだ後に、シャブリあるいはオーストラリアワインを味わいますと、それらのワインがどのカテゴリーのどのレベルのワインかが分かり味わいが一層深まります。また、それぞれのワインのどのようなお料理と相性が良いのかが分かり、食卓はより楽しくなるのです。

***事務局より***

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