今日のレコール・デュ・ヴァン

コラム

12月23日 14時00分  担当/東京校校長 剣持春夫

プティ・ウィンタークラスの目玉!!      シャトー・マルゴー

Château Margaux シャトーマルゴー 

ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン75% メルロ20% カベルネ・フラン5%
平均樹齢:35年   
樽熟期間:23〜24ヶ月

シャトーマルゴーは単にボルドーにある第1級のぶどう園にとどまらない。それはフランス文化の華、 フランスの栄光のシンボルなのである。        
世界最高の赤ワインといえば、やはりなんといっても、ブルゴーニュ地方、コートドールのいくつかの超特級ものか、ボルドー地方の格付け第1級のシャトーにとどめをさす。        
至高のワインは、単に美酒というだけではその資格がなく、優雅、気品、精緻、奥深さ、そして精妙が備わらなくてはならない。そしてその中でも最も女性的なワインがシャトーマルゴーである。        
最高の年には濃密で、濃縮され、タンニンも多く、並外れたエキス分を含み、完璧なバランスを持っている。        マルゴー村は、ボルドー市からワイン街道をメドック地区に向かう時、最初に出会う傑出したワイン銘醸村。      
他の村と比べると、砂礫僧が特に厚く、繊細で非常に香り高いワインを生み出す事で知られている。
シャトーマルゴーは総面積262ha,栽培面積90hade
シャトーの周辺の土地は小高い丘になっており、丘の上を下るにつれて現れてくる石灰混じりの粘土質土壌が複雑に混じりあい、ぶどうの品質に個性を与え、これが出来具合につながっている。シャトーマルゴーは所有者がいくつと変わったが、1934年にはボルドーのネゴシアンであるジネステ家の所有となったが、彼らのずさんな管理のため、豊かさや、個性に欠けたワインが生産され、60・70年代の不遇な期間の後、1977年にアンドレとローラ・メンツェロプーロ夫妻に売り渡された。シャトー復活のため、エミール・ペイノーを招聘したり、巨額をつぎ込んで改修に取り組んだが、1980年に急死。故人の遺志を継いでその妻と娘つまりローラと娘のコリンヌ、経営者のポール・ポンタリエ、醸造顧問のエミール・ペイノーの専門家チームと共に経営をしており、奇跡的に名声回復を成功させた。歴史に名を残した、愛好家も多く、ルイ15世の寵姫マダム・デュ・バリや文豪ヘミングウエイもこのワインに魅了された一人で、生まれたばかりの孫娘に「このワインのように女性らしく魅力的に育つように・・・」という願いを込めて”マーゴ"という名前を贈り、この子がのちに映画女優なった事も有名である。

レコール・デュ・ヴァンのプティ・ソムリエクラス、来年から始まるウィンタークラスは「ボルドーワインの魅力」をテーマに、このシャトー・マルゴーが目玉ワインとなって登場します。

是非、楽しみにしていてください。



【東京校校長】剣持
【東京校校長】
剣持春夫
Kenmotsu Haruo
プロフィール
  • 社団法人日本ソムリエ協会『マスターソムリエ』
  • シャトーレストラン ジョエル・ロブション 初代シェフ・ソムリエ
  • SOPEXA(フランス食品振興会)主催
    第1回ソムリエ最高技術コンクール 優勝
  • イタリア貿易振興会主催
    第1回イタリアワインソムリエコンクール 優勝
  • フランス・ガストロノミー・フランセーズ・メートルコ ンセイエ
  • 国際協会『シュヴァリエ』
  • オードール・デ・コート・シャンパーニュ・オフィシエ認定書を持つ日本を代表するソムリエ
メッセージ
ワインには造られた国によって文化があります。造り手達がぶどう畑を耕し、収穫して、大切に育てたものですので、まずはワインを愛していただき、深く味わっていただきたいと思います。人間関係と同じで付き合いが深くなればなるほど愛着がわくものです。 レコール・デュ・ヴァンでは、一人でも多くの人がワインに触れて、よりワインが好きになっていただければ、これほど嬉しいことはございません。
 
 
 
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